風呂敷(ふろしき)

文明開化によってバッグが広まるまで、日本では一般的に、荷物を包んだり運んだりするのに風呂敷を使用していました。

風呂敷には、素材や柄、包み方それぞれに、フォーマルからカジュアルの種類があります。

あらたまった場には正絹(しょうけん)という絹素材、幸福への願いを表現した吉祥文様。そんな風呂敷を、伝統的な格調高い包み方でもちいることもできます。

まず、ここでは堅苦しいことは傍らにおいておき、まずは現代の暮しに合う便利でおしゃれな風呂敷の使い方をいくつか紹介してみましょう。

たとえばエコバッグ。洗える綿やポリエステルの大きめの風呂敷をいつもの鞄にしのばせて、ス―パーからの帰りにサッと結べば、お豆腐も野菜も入る便利なバッグに。

小さめの風呂敷は、持ち手つきのペットボトル袋にもなります。

雨の日にはバッグのカバーとして、また雨上がりに畳んだ傘を撥水力にすぐれた素材の風呂敷に包めば濡れません。

手づくりクッキーやマフィンを、スイーツ型に包んでお友達の家へ持参したり、お花見にはボトル包みにした日本酒を持参したり。実はそんな小物を使うことが、楽しみのひとつだったりするのです。

吉祥文様の風呂敷を、大切な方へ心をこめた贈り物としてさし上げるという心豊かな楽しみ方もあります。

あなたの生活に、風呂敷をひとつ取り入れてみませんか?